HACCIが目指すのは100年続く商品です

HACCI 1912 / 管理部 人事 福田 香織 / 企画部 VMD 東條 翼
ブランド情報
2017.09.04
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”世界中の女性に笑顔を”をコンセプトに、はちみつを贅沢に使用した美容アイテムを展開する「HACCI 1912(ハッチ)」。

HACCI人事の福田さん、VMDの東條さんにブランドのことや仕事についてお伺いしました。

基準は120%以上のものづくり

── 入社のきっかけについてお聞かせください。
東條さん:友人がくれた「はちみつ洗顔石けん」がきっかけです。肌が弱かったのですが、その石けんを使ってとても衝撃でした。元々、美容に興味があったこともあり、たまたまHACCIの派遣の募集を見つけて応募したことがきっかけです。
本当は他にやりたいことがあったのですが、HACCIで働きたいと思うくらい、魅力的なブランドでした。

── 現在の仕事内容を教えてください。
福田さん:採用をメインに行なっています。販売スタッフも本社スタッフも全て担当させてもらっています。

東條さん:売り場のレイアウトやディスプレイを担当しています。HACCIの世界観が伝わるような売り場づくりを心がけています。

── 働く上でやりがいに感じることはなんですか?
福田さん:私が採用した方が店舗で頑張ってくれていることですね。良い話を聞けることが、私のやりがいです。

── HACCIの魅力はなんだと思いますか?
福田さん:商品ですね。養蜂園で育った環境ゆえ、はちみつの良さを熟知し、その素晴らしさをもっと女性たちに伝えたいという思いから、水谷社長自身が本当に納得したものだけを商品化しています。
“何が売れるか”ではなく“その時代にあった100%ではなく、120%以上のものを作ることが基準です。私たちが目指すのは、100年先も続く商品を作り続けることなんです。

東條さん:やはり、商品ですね。良いと思っていないと、お客様にもおすすめできないのですが、逆にとても良い商品だと気持ちを込めて魅力をお伝えすることができるんです。
自分で実際に使ってみて、良さがわかるので、是非多くの方に試していただきたいと思いますね。

── 働く皆さん自身がHACCIの顧客という感じですね!
福田さん:入社してとても驚いたのですが、社販の量が他社に比べて多いと思います。新商品に対するスタッフの期待値も高く、働くスタッフがこんなにも商品を好きでいてくれていることはとても嬉しいことです。

同じブランドは他にありません

── ズバリ、強豪とするブランドはどこでしょうか?
福田さん:HACCIは”はちみつ屋”ではありません。水谷養蜂園の伝統と水谷の自由な発想から生み出されるアイデアで、従来のはちみつの概念を覆す商品を生み出してきました。はちみつから『BEAUTY』『FOOD』『HEALTH』『FASHION』の4つを提案する強豪のない唯一無二のブランドだと考えています。

── HACCIが打ち出す『FASHION』のコンセプトはなんでしょうか?
福田さん:『FASHION』においては、生活の一部としてHACCIを取り入れて欲しいという想いから、フランスで買い付けたアイテムをセレクトしています。はちみつの持つ魅力以外でも、ブランドの世界観が伝わるラインナップです。

── HACCIの今後の事業展開について教えてください。
福田さん:2010年にコスメ1号店を銀座にオープンし、現在では国内17店舗、免税店3店舗を展開しています。今後は、海外出店を強化していく方向です。
『子供を海外に行かせる』が水谷の口癖で、HACCIは今年13年目を迎え、人であれば中学生くらいの年齢です。水谷にとってHACCIは我が子のような存在であり、その子をそろそろ海外に行かせる時が来たと判断したのでしょう。

もちろん、はちみつの効果を活かす、新たな商品も開発をしていきます。120%以上のものが作れない限り、商品化はしないので、実際まだスキンケアも全てが揃っている状態ではありません。世の女性たちが、笑顔で幸せになる商品を提案し、多くの方にHACCIを好きになってもらいたいと考えています。

長期で活躍してほしい

── HACCIならではの社内イベントなどはありますか?
福田さん:年に一度、HACCIの誕生日である8/23に『HACCI party』という社内イベントを開催しています。この『HACCI party』は、スタッフへ日頃の感謝を込めたパーティーで、仕事の仕方やHACCIらしさなど、幅広い分野でHACCI QUEENを決定し、表彰します。毎年ドレスコードもあり、ファッションを楽しみながら参加してもらっています。
また、『ブレックファーストミーティング』と言う、スタッフと社長でのお茶会があるのですが、これも”スタッフの声を聞きたい”という水谷の提案により開催しています。

── スタッフの方とそれだけ距離が近い会社はなかなかないですね!
福田さん:会社設立当初は、水谷自身が手売りで商品を販売していたこともあり、とてもスタッフ想いです。交流の場が多いので、スタッフにとっても働く上でのモチベーションも上がるように感じます。

── 研修制度はどのようなものがありますか?
福田さん:各ポジションに合わせた研修制度があります。入社前に行うトレーニングは、コスメで8日間、食品で4日間。その後、店頭に立ち2週間後にリターントレーニングとして、実際に店頭で実践したことのフィードバックをします。
また、みつばち講習会という、はちみつの採取方法や栄養成分など学んでいただく内容の研修もあります。新しいことを楽しいと思える方であれば、苦戦せずに覚えていけるとは思っています。

── 販売員からのキャリアアップの流れについて教えてください。
福田さん:販売スタッフを経て、サブ、マネージャー(店長)、エリアマネージャーというステップアップがあります。今年新たに、販売スペシャリストというポジションを新設しました。お客様にHACCIの魅力をずっと伝える、販売のプロフェッショナルを目指したい方へのキャリアです。
また、東條のように、販売スタッフを経て、ディスプレイ担当、VMDというキャリアアップもあります。

── キャリアアップする期間はどのくらいかかりますか?
福田さん:個人差はありますが、早い方だと半年で店長になった方もいます。
100年続く商品を作る会社なので、長期的に活躍してもらえるようなキャリアアップや制度を構築しており、今後も新たに新設されるポジションなどあるかもしれませんね。

求めるのはHACCIが好きな方

── 求める人物像について教えてください。
福田さん:コスメと食品では求めるものが異なりますが、共通して言えることは”素直な人””HACCIが好きな人”にぜひ働いて欲しいと思います。これから好きになってくれる方でも構いません。店舗を見て、HACCIの世界観を感じ、何か興味を持ってくれたら嬉しいですね。
逆に、店舗に行ったことのない方や、話し方の印象がよくない方はお見送りするケースがあります。

HACCIでは、店舗の内装にも世界観を打ち出し、スタッフのユニフォームにもこだわります。各店舗で着用するユニフォームは違い、生地はフランスで買い付け、日本で作っています。店舗は舞台、ユニフォームは衣装、販売スタッフはHACCIの顔です。
売り上げではなく、お客様が楽しんでいただける空間や接客を考えることができる人と一緒にお仕事がしたいですね。

── 最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
福田さん:まだまだ色んな人に知ってほしいブランドです。HACCIを盛り上げてくれる方と一緒にお仕事がしたいと思います!

東條さん:本当に魅力的な商品ばかりです!商品を好きになってもらえれば嬉しいです!

インタビューを終えて

HACCIの魅力は何かを尋ねたところ、お二人とも「商品」と同じ答えでした。これほどまでに、自信を持って商品をおすすめできることが、とても素敵です。今までHACCIを知らなかった方、使ったことがない方も、興味が湧くお話ばかりでした。
単純な疑問として、HACCIはなぜコスメの展開がないのかと思っていましたが、それははちみつの効果をもっとも活かすことができるスキンケアにおいて乳液やクリームなどがまだ完成していなから120%以上のものでなければ商品化しないというこだわりの強さが、HACCIの魅力そのものです。