吉本新喜劇から学ぶ、【最高のコミュニケーション能力!】

スキルアップ
2017.09.04
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コミュニケーション能力…
それは販売職だけでなく、世の中の仕事全てにとって必要なスキルとなります。

今回はこのコミュニケーション能力を、皆様がご存じの「吉本新喜劇」から学んで行きましょう。実は吉本新喜劇には芸人さんはもちろん、コミュニケーション能力が高い方が多く在籍しております。そのレベルの高さは世間でも多く評価されており、外部講師として各大学や講演会でコミュニケーションをテーマとした講義も開催されております。

何を隠そう、私も「笑いの殿堂」大阪出身です。

新喜劇はよくテレビや舞台で実際見て、お腹を抱えて笑っていました。今でも時間があれば新喜劇を見ては、昔同様に笑ってリフレッシュしてます。

…話が逸れてしまいますので、そろそろ本題に(笑)

笑顔から始めるコミュニケーション

皆さんは表情が明るい笑顔の方と、暗く眉間にシワが寄っているような方と、どちらと話したいですか?断然、前者ではないでしょうか。

笑顔は第一印象を決める最大のポイントであり、その後のコミュニケーションにも大きな影響を与えるものです。お客様とコミュニケーションを図る為の第一歩として、笑顔が大事なんです。

ただ、体調面や気分によってはずっと笑顔でいるのは難しいこと。だって人間だもの…(笑)それでもお客様にとってはそんなこと気にしません。どれだけ気持ちよく会話をし、どれだけ笑顔で帰って頂くか。そのことだけを考え、行動するプロ意識が必要です。

新喜劇では出演者はもちろん、セットや衣装、小道具に至るまでの全てのスタッフがそのプロ意識を持つよう新人の頃から教育されており、その為、現場では笑顔が絶えず、何でも楽しんで仕事ができる環境を築いているようです。

コミュニケーションのポイント

お客様と直接言葉を交わすことで、親近感を持って頂き、ようやく話しを聞いてもらえます。もちろん形式的な説明も必要でしょうが、実は瞬発力や発想力、アドリブ力が問われます。

新喜劇ではお客様に質問を投げかけるシーンもよく見ます。返ってきた返答がどんな答えであっても、素早く、面白く返答をします。いわゆる無茶ブリや大喜利のようなもの…少し違う気はしますが、まぁ似たようなものですね(笑)

お客様から何を聞かれても、どんな返答でも、しっかりと答えることが出来ればお客様からの信頼感はグッと上がります。また雑談の中でも、知っている知識を教えてあげるとお客様は「この人スゴイ!」となり、その後の会話も盛り上がるはずです。

ツールを使ったコミュニケーション

新喜劇では役になりきる為の衣装や、リアリティのある小道具が必要不可欠。よく「すっちー」が悪役を叩く棒がその代表例でしょうか。

小道具を使うことでより面白く、より興味を惹いてもらい、より会話の中でお客様を巻き込むことが出来ます。

販売においては、マネキンに着せているコーディネートや、オススメ商品等が書いているポップもそうです。店舗によってはiPadなどのツールもあり、こちらを使って接客することでより会話が弾むことも。また、お客様に見せる為のツールだけではなく、どんな話題にも付いて行けるよう、自分でネタ帳を作るのも良いでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は「接客」という目線でコミュニケーション能力について、お伝えしましたが、販売職だけではなく、どの職業にも必要なスキルと言えるでしょう。

また、コミュニケーションはお客様だけではなく、一緒に働く仲間、友人、ご家族が相手でも必要です。コミュニケーションスキルは努力次第でレベルアップができるスキルです。ドンドンと実践して、ドンドンとレベルアップしていきましょう!