アパレル業界【デザイナー】ってどんなお仕事?

スキルアップ
2017.09.04
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アパレル業界で一番人気が高い職種!

季節ごとのトレンドやブランドコンセプトを生かしたデザイン画を作成し、新しいファッションを世に送り出すクリエイティブなお仕事がアパレル業界のデザイナーです。企画段階から参加し、製造工程にも関わるので、デザインのセンス以外にもさまざまなスキルが求められます。

自分がデザインした服や靴・小物などが新しいトレンドを生み出す可能性や独立のチャンスもあるだけに、業界内でも人気が集中する職種です。

デザイナーの業務内容は?

ファッションデザイナーは大きくオートクチュールデザイナーと企業内デザイナーの2つに分けられます。 オートクチュールデザイナーは、自分のブランドを持ち、顧客の注文に応じてオリジナルなデザインを創作します。 一方で企業内デザイナーは、繊維メーカーやアパレルメーカーに勤務し、大量生産できる洋服のデザインに取り組んでいます。

ファッションデザイナーの仕事は、デザイン画を描くことだけではありません。企画やコンセプトワークに始まり、素材や縫製の仕方、カラーバリエーションなどを考えながらデザインを作成します。その後もパタンナーに指示を出したり、素材を決めたり、縫製仕様書をまとめたりと、やるべきことはたくさんあります。

製造にかかるコストや納期のことも考慮しなければなりませんので、使いたい生地の選定、商品化までの生産ラインの確保や販売戦略まで総合的な目線で1つの商品をデザインしていかなければなりません。

では、具体的な流れを見ていきましょう。

── 1, ニーズやトレンドの調査
1年に4回行われる発表会に向けて、デザイナーはマーチャンダイザーやパタンナーなどのスタッフと念入りに打ち合わせをしながらニーズやトレンドの調査にあたります。早い場合には1年前からスタートするため、時代を先駆けるセンスや分析力、予測力が必要不可欠になってきます。

── 2, 商品コンセプトの企画・デザイン画作成
ニーズやトレンドを把握したら、ブランドのコンセプトや世界観と掛け合わせて商品コンセプトの企画を立案していきます。企画が固まれば、いよいよデザイン画の作成に取り掛かります。

── 3, パターンの製作・仕様書の作成
デザイン画をもとにパタンナーと一緒にパターン(型紙)の作成がスタートします。パターンが完成すれば、サンプル作成を依頼する工場へ送る仕様書を作成します。

── 4, サンプルの確認
デザインは当然ですが、生地やボタンなどの素材が全体のデザインにマッチしてるかなど入念にチェックします。

── 5, 販売価格の設定
最後に販売価格の設定にも加わります。MD営業など様々な部署と連携し、競合他社の状況なども見極めながら決定していく必要があります。

デザイナーに求められるもの

ファッションデザイナーというと、流行の最先端を行く華やかな職業というイメージがありますが、流行や市場の傾向調査、デザイン画やファッション画の作成、製品企画の立案から実際の商品化まで、地道な作業のつみかさねで成り立っています。

ファッションセンスやデザイン力は言うまでもありませんが、一長一短で身につくものではありません。様々な情報を入手することで常に自分自身のセンスを磨き、デザイン力を養うためにたくさんのデザイン画を作る必要もあります。また、売れる商品を作る上で重要となるのは企画力です。ほかにも色彩感覚やオリジナリティなどが求められます。

デザイン決定後はパタンナーや製造工場に指示を出したり、MDや営業など様々な担当者と連携しなければなりませんので、コミュニケーション能力も必要不可欠になってきます。

デザイナーになるには

アパレルメーカーやデザイン事務所の社員からスタートする人が多いようです。なので、専門学校に通ってファッションの勉強をするのは一つの道となります。自分の好きなデザイナーのアシスタント業務から経験を積んでいったり、パタンナーから転身することもあるようです。

未経験からファッションデザイナーに転職することも不可能ではありませんが、かなり狭き門と考えた方が良さそうです。それでも挑戦したいのであれば、自身でデザイン画を作成してコンテストに応募してみるなど、積極的に自分の作品を売り込んでみてはいかがでしょうか。

ファッションデザイナーに必要な資格は特にありませんが、洋裁技術検定やパターンメーキング技術検定、ファッションデザイナー認定など、デザイナーになる上で役立つ資格はたくさんあるのでチェックしてみてください。

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