【アパレル面接攻略】あるある質問ベスト5とは?服装や持ち物・当日の流れ

スキルアップ
2020.11.29
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「アパレル職の面接は他と何が違うの?」という疑問を持つ方必見! アパレル採用面接でよく聞かれる質問や知っておきたいNG・失敗例をご紹介します。また、気になる面接時の服装や持ち物、面接の流れもまとめてお届け!アパレルの面接対策にお役立ててください。

アパレル面接の主な流れをチェック

アパレル業界の面接までの流れは、応募~面接終了まで大きく3つのフローに分けられます。応募や面接の前に、まずはおおまかな流れを把握しておきましょう!


── フロー1. 応募(一次選考)
まずは希望するアパレルブランドやショップに応募します。求人サイトからコンタクトを取るのが一般的ですが、企業の公式サイトなどでも応募を受け付けていることもあります。応募後、面接日程などの連絡が来ます。

── フロー2. 書類選考
求人サイトやブランドによって、面接前に私服写真や履歴書などの書類の郵送をお願いされることがあります。書類選考後、面接日程の調整を行います。

── フロー3. 面接
日程が決まったら、さっそく面接スタートです!この後ご紹介する、持ち物や服装、質問例を事前にチェックして臨みましょう。合否連絡までの期間はおおむね一週間ほどです。

アパレル面接を受ける時の服装&必要な持ち物とは

面接に向かう前に知っておきたい、好ましい服装や必要な持ち物をまとめました。とくに、服装はアパレルの面接において重要なポイントです。ふさわしい服装をしっかりと押さえておきましょう。


── アパレル面接にふさわしいコーディネイト
アパレル職につくためには、もちろんファッションが好きであることをアピールすることが大切です。面接を受けるブランドのアイテムを選んだり、トレンドを重視したりしたコーディネイトは面接官に好印象を与えられるため、積極的に取り入れるようにしましょう。

トレンドアイテムを取り入れる際は、競合他社の大きめのロゴの入ったものや大きくブランドイメージから離れるものは避けておくのが無難です。また、私服の雰囲気や実際に働いているイメージができないため、指定がない限りはスーツの着用も避けましょう。

── アパレル面接当日の持ち物
アパレル面接時の持ち物リストをご紹介します。持っていくべきアイテムは、当日に慌てないよう、前日までに準備しましょう!

■指定された持ち物
事前に持ち物の連絡があった場合は、必ず持っていきましょう。
■履歴書など応募書類(またはコピー)
応募書類を面接当日に提出する場合はもちろんですが、事前に提出していたとしても、志望動機や自己PRの再確認用にコピーを持っていると安心です。
■筆記用具
とくに指定されなくても、持っていくことが好ましいです。当日応募シートの記入をする場合もありますので、筆記用具は面接時の必須アイテムです。
■スケジュール帳
面接後に次の選考や研修などの日程を伝えられることもあります。スケジュール帳は念のために持っておきましょう。
■美容品
アパレルの面接では清潔感や髪型なども重要な選考対象になります。事前にあらためて身なりが整えられるよう、男性はヘアワックス、女性は化粧ポーチなどを持っていきましょう。
■折り畳み傘
せっかく面接のために選んだコーディネイトが雨で濡れてしまわないよう、晴れていても念のため折り畳み傘を携帯しておくのがオススメです。

アパレルの採用面接でよく聞かれる質問ベスト5

アパレル職の面接でよく聞かれる質問ランキングをご紹介します!質問の意図や面接官の知りたいこともそれぞれ解説します。


── 第1位「当ブランドで働きたい理由はなんですか?」
アパレルの面接においても、志望動機が1番よく聞かれる質問です。数あるアパレルブランドの中で、どうして自社ブランドを選んだのかは、採用担当者がもっとも気になる項目!熱意ややる気がるかどうかの判断材料にもなります。

ブランドに対して自分が感じる魅力や取り組みなど具体例を挙げながら、働きたいという気持ちが伝わるようじっくり考えて面接に臨んでくださいね。

── 第2位「なぜアパレル業界で働きたいのですか?」
そもそもなぜアパレル業界でお仕事をしたいのか、というのも面接でよく聞かれる質問です。ただ洋服が好きというだけでなく、いつから、どのようなきっかけでファッションに興味を持ち、どんな風に業界に関わっていきたいのかなどを伝えましょう。

実際に体験したエピソードなどを交えることで、しっかりと根拠を提示できます。できる限り体験談は回答に盛り込むようにしてください。

── 第3位「好きなアパレルブランドは何ですか?」
私生活で本当に自社ブランドをよく着ているのか、興味があるのかなど志望動機の裏付けにあたる質問です。嘘をつく必要はありませんが、応募したブランドはもちろん、同じような系統や系列、雰囲気のブランドを答えると志望理由の信頼性が増します。

どのくらい好きなのか、最新情報に敏感かなどの質問が続く場合もあるため、応募したブランドについて下調べした上で回答を練るとスムーズ答えられます。

── 第4位「PRしたいことはありますか?」
自己PRを求める質問です。アパレル業界に限らず、採用面接における頻出質問と言えます。自己PRは、自分の長所や熱意などを面接官に伝えられる絶好のチャンス!

自社ブランドに合っているか、ブランドの理念に沿った考えを持っているかなどのマッチ度をはかる目的もあります。ブランドとのマッチ度は重要な選考ポイントです。ファッションだけでなく、ブランドの動向や理念に沿ったアピールポイントを含めて回答しましょう。

── 第5位「よく読むファッション雑誌やチェックするメディアは何ですか?」
ファッション全体に敏感であるか、トレンド情報などを把握しているかなど、アパレル業界で働く人材に求められる条件の一つを確かめる質問です。

ファッション雑誌は面接を受けるブランドがよく載ったものを挙げると効果的です。また、チェックするメディアで、どんなアカウントや記事をよく見るのかも面接官が知りたい情報です。メデイア名だけでなく、日頃詳しくチェックしているブランド名やジャンル名も答えるようにしましょう。

気をつけるべき!アパレル面接のNG・失敗例とは

アパレルの採用面接においてNGとされる回答や行動が多々あります。面接では下記の回答や行動がないよう、対策しておいてくださいね。


── 失敗1. 「回答に詰まる」
アパレル業界に限った失敗ではありませんが、接客を基本とするアパレルの面接では、対話スキルを重視しています。質問の意図が分からなければもう一度説明を求める、回答が難しい場合は素直にそう伝えるなど、まずは話を続けることを意識しましょう。

マイナス評価がついてしまわないかと不安になるかもしれませんが、会話が詰まって時間を空けてしまうよりは、柔軟性があると評価する面接官も多いです。急な質問に驚いても、まずは話を止めないことを心がけましょう。


── 失敗2.「勉強不足」
アパレルブランドも一企業です。多数のブランドを手がけていたり、洋服以外の販売を行っていたり、企業によって事業形態はさまざまです。系列店や企業の最新の動向についても意見を求められることもあります。ブランドや運営している企業についての知識が浅いと、熱意ややる気に欠けると判断されかねません。

ブランドと運営企業について詳しく知っていれば、面接官の目にとまりやすく、ぐっと採用に近づくことができます。面接の前にしっかりとブランドコンセプトや系列店、運営会社の情報を調べておきましょう。


── 失敗3.「キャリアプランがない」
ファッションを楽しむことが好きという気持ちはもちろん大切な要素です。しかし憧ればかり大きく、実際勤務するビジョンがなさすぎるとマイナスイメージを持たれてしまう場合もあります。面接時に、実際に店頭に立ってやってみたいことや現状の店舗の改善点などを聞かれることも少なくありません。

キャリアビジョンがないと判断されることで、せっかくの熱意が伝わらないのはもったいないですよね。働きたい気持ちをアピールするためにも、実際に勤務したとしてどんな風に働きたいか、自分ができる仕事は何かなど面接前にキャリアプランを立てておきましょう。

最後に

アパレル職の採用面接の気になる質問内容や失敗例をご紹介しました。憧れのブランドで働くためにも面接官の知りたい情報を把握し、質問の対策はしっかり行っておきましょう。持ち物や服装など忘れているポイントはないか、最終チェックも忘れずに!

基本的にアパレル職は、専門知識や経験がない方も採用対象です。アパレル業界で働いてみたい、興味があるという方は求人情報を一度チェックしてみてくださいね。