面接の成功を引き寄せる!逆質問の重要性とその効果的な活用法

スキルアップ
2024.05.16
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面接の最後には、面接官から「最後に何か質問はありますか?」と投げかけられることがあります。これは逆質問として知られ、応募者から話題を提供することが求められます。
このチャンスをしっかり活用し、面接官とのコミュニケーションを通じて自己アピールを行い、採用へと繋げましょう。

逆質問の意義と重要性

そもそも、面接官はなぜ面接中に逆質問を取り入れるのでしょうか。
逆質問を取り入れることで、面接官は応募者の企業への理解や興味を把握するだけでなく、主導権を応募者に委ねることで、言語化能力やコミュニケーション能力を見極めています。

志望の本気度だけでなく入社後の貢献度も測る場面で、「特にありません」と答えることは、入社意志が弱いと受け取られかねません。そのため、事前に質問項目を準備し積極的に発言することが重要です。

面接を有利に進めることができる質問内容

逆質問の例を4つ挙げてみましょう。

1、「〇〇課に配属された場合の一日の流れについて教えていただけますか?」

2、「入社後の研修制度について、どのようなプログラムがあるのか教えていただけますか?」

3、「貴社の〇〇というミッション・ビジョンに非常に共感しています。その達成のために具体的にどのような施策が行われているのか教えていただけますか?」

4、「最近の業界のトレンドや市場の変化について、貴社はどのように考えておられますか?」

質問内容を考える際のポイントは、「この会社で働く自分」を想像し、関心のあることをピックアップすることです。例を挙げた以外にも、どんな知識を覚えておく必要があるのか、出世する人にはどんな特徴があるのかなど質問するのも効果的です。

会社のHPからでは汲み取れない、実際に働く方々の生の声を聞くことができるので、より入社後の自身のビジョンが明確になるでしょう。

逆質問で避けるべき内容

逆質問の際には、すでに公開されている企業理念や給与などの情報を再度尋ねることは避けましょう。また、福利厚生についても自ら言及するのは控えるべきです。これらの質問は事前の準備不足と受け取られる可能性があります。

さらに、同じ話題が既に面接で取り上げられている場合は、再度同じトピックを取り上げることは避けましょう。これは、面接官が以前の話題を理解していなかったと思われる恐れがあります。そのため、逆質問のトピックは2〜3つ持っておくことがおすすめです。

面接成功への最後のステップ

逆質問は、自分から発言をする必要があるため、緊張する方もいるかと思われますが、面接で自分自身をアピールできるチャンスでもあります。
会社の事前勉強をしっかり行い、面接官とのコミュニケーションを大切にすることで、採用への道がより近づくでしょう。