生きてく上で避けられないからこそ、できるだけ仕事を楽しみましょう!

EDWIN / ブランド戦略・営業本部 リテール事業管理部 販売サポート課 西村 弘史
ブランド情報
2017.09.04
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創業以来、デニムの歴史に刻まれる新しい製品を創り続ける「EDWIN(エドウイン)」。

今回インタビューを受けてくださったエドウインの西村さんとは、実は7年の付き合い。私が長島のアウトレット担当として4ヶ月目の頃に、西村さんが赴任してきました。当時は店舗単位で考えていましたが、今はお互い全国的な人集めや教育についてディスカッションをする関係です。
今回のインタビューでは、歴史と伝統あるブランドのことや販売員の仕事についてお伺いしました。

自分がどこまで出来るか試したかった

── 入社した経緯についてお聞かせください。
前職ではラーメン店で働いていました。地域密着型の飲食店で働いていたこともあり、全国的に展開する会社で自身の力を試してみたいと思いました。たまたまエドウインのアルバイト募集を見つけ、19年前に入社しました。

── では、現在のポジションに就くまでは、どのようなキャリアを積まれたのですか?
最初は南港アウトレットに1年勤務したのち、店長として9年間勤務しました。その後も店長として各地のアウトレットでトータル6年半勤務し、一旦退職をしました。その後現在のポジションにて、再び入社する機会をいただきました。

── 戻ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?
システムがきちんとしているので、仕事がとてもスムーズでした。働きやすい環境だったと辞めてから改めて感じましたし、退職後も上司が定期的に声をかけてくれたからですね。

── 現在の仕事内容を教えてください。
店舗運営のサポートとして、売り上げの分析、発注、売場作り、スケジュール管理、スタッフ育成、スタッフ管理などを行なっています。簡単に言うと、店長の上にたち、アドバイスやサポートをしています。
今の部署に配属になってからは1年程度ですが、店長の頃からこのような業務は行なっていたので、経験としては10年ほどになりますね。

── お仕事するにあたり、ポリシーにしていることはなんでしょうか?
”楽しくしましょう”ですね。長く続けるものなので、楽しみながら働くことが一番です。店舗のスタッフたちも楽しそうに仕事をしてくれているので嬉しいですね。

モノに対しての信頼度は絶対

── 西村さんが思う、会社の魅力はなんでしょうか?
どの会社でも、仕事のやり方や内容は教えてくれると思いますが、「任せてくれる」というのは大きいですね。私自身、店舗の運営に関しては全て任せてもらっています。店長時代は、初回のトップスのオーダーを任せてもらいました。

── 社風や会社の雰囲気を教えてください。
基本的には「自由」です。もちろん管理しなければいけないこともありますが、いい意味でくだけた会社です。現場の意見も通りやすいので、個人の意見も聞き入れてもらえる環境ですね。

── 現場の意見が通ったエピソードはどんな事があるのでしょうか?
私自身ですと、棚卸しのマニュアルを作った事ですね。それが今でも全店共通となっています。商品企画などは、今もスタッフの意見を必ず取り入れていますよ。

── では次にブランドについてですが、エドウィンとはどんなブランドであると思いますか?
私個人の意見ですが、エドウインは日本人の民族性に合っているブランドだと思います。価格帯も安いわけでもなく高すぎない価格、デザインも奇抜なわけではなく、合わせやすいシンプルなアイテム。それが、性別問わず幅広い年齢層の方に受け入れられる理由だと思います。
根本、ジーンズはワークウェアなので、決してドレッシーではないです。ファッションというよりは、デイリーウェアに近いかもしれませんね。

── 商品のこだわりについて聞かせてください。
秋田と青森を中心とする自社工場へ何度も研修に行っているのですが、モノの信頼度は他社には負けません。とても丁寧に研究し、すべての工程において徹底的にこだわり作られています。ジーンズに限らず、全ての商品に対して言えることですね。

キャリアアップの土台づくり

── 研修制度はどのようなものがありますか?
1ヶ月間のスケジュールをまとめた、トレーニングシートが全店にあります。あいさつから業務まで基本となる動きを学んでもらいます。基礎から覚えることが出来るので、未経験の方も安心してスタートしてもらえる内容になっています。

── 販売員からのキャリアアップの流れについて教えてください。
スタッフたちのリーダーである「チーフ」、そのスタッフをまとめる「副店長」というポジションがあり、ここまでは契約社員です。その後、「店長」へステップアップが可能です。店長の場合は、正社員に変わりますが、異動は伴います。

── 店長からのキャリアアップはなにかありますでしょうか?
現在計画しているところです。地方のマネージャー、スーパーバイザー、それを管理する課長というポジションを作り、ピラミッド化しようと考えています。現場からキャリアアップの可能性は高まると思いますね。若手がどんどん活躍できる場を作っていきたいと思っています。

販売員としての意識

── 求める人物像について教えてください。
誠実な方ですね。さらに理想を言うと、向上心ある方、ホスピタリティのある方です。
逆に、自分の常識を崩せない人は向いていないかもしれません。昔こうだったからこれが当たり前、と考えるのではなく、柔軟に考えてくれる方が良いですね。

── 採用のポイントはなんでしょうか?
まずは誠実さですが、できれば接客業であることを理解してくれている人が良いですね。接客業である以上、土日は出勤のケースがほとんどですが、土日休みを希望される方もいます。それではマッチはしません。

── なるほど。では販売員として理解してほしいと思うことは何かありますか?
本来、販売員は見られる仕事だと思いますが、見られてる意識が非常に低くなった気がしますね。昔はよく「お兄さんが着ているその服ありますか?」とお店で聞かれることもありましたが、今はなくなりました。SNSなどの普及で情報を簡単に得られるため、販売員の服装を見る人自体が減ったようにも感じますが、やはりファッション業界で活躍する販売員なので、見られている意識を持つことは大事だと思いますね。

── 確かにそうですよね。では、西村さんが思う理想の販売員の服装はありますか?
地元のお客様が好きな服装を意識して欲しいですね。地域によって傾向があるので、その地域の人が”少しだけ”憧れる服装をして欲しいです。10歩先は勇気が必要ですが、ほんの少し先に進みたいという気持ちは誰しもあると思うんです。だから”少しだけ”憧れる服装が良いですね。

── 最後に、求職者の方にメッセージをお願いします。
生きていく上で仕事は避けて通れませんので、できるだけ楽しんでください!私は楽しむスタンスでしか仕事はしませんので、ぜひ一緒に楽しみながら働きましょう!

インタビューを終えて

とにかく【人】にフォーカスをしている西村さん。「人生の多くの時間を費やすのだから、仕事は楽しくなければ」という言葉が印象的でした。人を育てることが会社の成長につながる、という熱い思いをお持ちです。この人の下で働いてみたい!!と思わせる魅力的な方です。ぜひ多くの方に株式会社エドウィンの魅力を知ってもらいたいですね。

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