セレクトショップといえば『SHIPS(シップス)』

SHIPS
ブランド情報
2020.08.31
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1952年にアメ横からスタートしたSHIPS(シップス)。今ではセレクトショップの御三家とよばれるほどの人気のブランドで、ご存知のかたも多いのではないでしょうか。

アパレル、雑貨以外にもおしゃれなカフェなど展開し、人気をほこっています。今回は、このシップスの歴史を紹介します。

はじまりはアメ横『SHIPS(シップス)』の歴史

1952年に、上野にあるアメ横にて米軍放出品を販売する『三浦商店』がオープンしました。その後MIURAに屋号を変え、アメリカを中心に、海外から買い付けたシューズやデニム、トップスなどを販売するようになりました。

1975年に有限会社ミウラを設立し、MIURA&SONS渋谷店を開業。のちの1977年、銀座にhttps://www.staff-b.com/brand/ships/
SHIPS(シップス)一号店がオープンしました。

シップスの名前の由来は船舶での運送、海運業、などを意味する「Shipping(シッピング)」からきているそうです。成功を収めていったシップスは大型店舗の『MUSEUMforSHIPS』をニューコンセプトとしてオープンさせ、各都市に出店を広げました。

1990年代には、『SHIPSKIDS(シップスキッズ)』の出店とアウトレットへの進出もしました。

創業者『三浦義哲』氏

1940年に大分県に生まれます。早稲田大学を卒業後ミウラさんは、元高校教師で7年勤めていたそうです。当時、母親がお店をやっており店閉まいするために手伝いを始めたのをきっかけに、もっと商品を集めてお店を続けたいと思い、渋谷に『ミウラ&サンズ』をオープンしたそうです。

母親が店じまいすると言っていなかったら、今のSHIPSはなかったかもしれないですね。

当時は米軍基地の売店から商品を仕入れ販売をしていたそうです。そして商品の幅を広げるために、アメリカのブランドに片っ端から手紙を書くという偉業をなしとげたのです。

その時にコンバースを大量に仕入れたそうでうす。コンバースが日本で流行ったのは三浦氏のおかげだとか!そして70年代にリーバイスをアメリカから仕入れ、入荷するやいなやすぐに売り切れてしまう、爆発的な売れ行きだったそうです。

三浦氏の行動力、そしてセンスがSHIPSを大きくしていったんですね。

レーベル

── SHIPS
SHIPSの代表と言えるレーベル。
スーツやバッグなど、ビジネスにはもちろん、オフスタイルに活用できるニットやシャツなど、大人の休日に愛用できる商品も多く販売しています。

── SHIPS JET BLUE
シップスメンより、価格がお手頃なレーベル。
学生から新社会人がターゲット層で、シップスメンと同様ビジネスとオフスタイルに活用できます商品が販売されています。またストリートからモードまでを網羅したカジュアルスタイルも人気。学生から新社会人にはうれしい低価格でおすすめです。

── SHIPS KIDS
キッズのレーベル。
大人がきている服を、子供達にも着せたいという思いから生まれた。ランドセルの取り扱いもあり、ベビーから小学生まで使えるアイテムがたくさん。

── SHIPS Days
ライフスタイルのレーベル。
家でくつろげるナイトウェアやリビングやバスタイムで使える雑貨を中心に取り扱っています。

働きやすい環境

シップスでは従業員が働きやすい環境を作れるような多くの取り組みを行なっています。そこで2つかご紹介します。

── ワーク・ライフ・バランス
スタッフ全員の心身の健康を守り、仕事へのやりがいを持ち、長く働ける会社を目指した取り組みです。平均残業時間が、月約10時間、平均勤務年数8年とアパレル業界ではかなりよい実績をもっていますね。働き方改革の鏡となっているのではないでしょうか。

── スタッフ育成
シップスの頂点を表彰する『Sー1グランプリ』が開催されています。全国の販売員の中からトーナメント方式で投票し選出しているそうです。また、数値の評価だけではなく、お客様への対応、顧客様を大切にしている思いを総合的に評価し『優秀販売員表彰』をおこなっており、表彰者には、2週間のヨーロッパ海外研修をおこなっているそうです。

他にもいろいろな取り組みを行っており、働くスタッフのことを第一に考えられた環境はすばらしいです。三浦氏のこだわりと思いを、いろんな方々に知ってもらうお手伝いをしてください。

会社情報

■ 会社名
株式会社 シップス

■ 設立
1975年(昭和50年)5月1日[
■ 本社事業所
〒104-0061
東京都中央区銀座1-20-15

※2020年8月現在の情報に基づく