【海外採用プロジェクト】実際働いてみてどう? 外国籍派遣スタッフのリアル 〜CA4LA〜
ブランド情報
2025.06.06
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グローバル化が進む現在、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用する企業が増えています。スタッフブリッジが2017年にスタートさせた【海外採用プロジェクト】は、外国籍の人材を店舗スタッフとして派遣し、現場の戦力として活躍してもらうことを目的とした取り組みです。語学力や異文化理解といった個々の強みを活かしながら、日本ならではの接客やブランド価値を学び、実践の場で活かしていく——それは、多様性を力に変える、次世代の人材活用モデルです。
今回、本企画の第一弾として取り組みを共有してくださったのは、帽子専門ブランド『CA4LA(カシラ)』様。日本発の帽子ブランドとして独自の世界観と高い品質を追求し続ける同ブランドでは、ダイバーシティを取り入れたチームづくりが進められており、文化や言葉の壁を越えながら、より豊かで多様な接客体験の創出を目指してきました。
本記事では、パートナー企業であるCA4LA様のご担当者の声と、現場で活躍する外国籍派遣スタッフのリアルな体験を通じて、このプロジェクトの手応えと今後の可能性をお届けします。
今回、本企画の第一弾として取り組みを共有してくださったのは、帽子専門ブランド『CA4LA(カシラ)』様。日本発の帽子ブランドとして独自の世界観と高い品質を追求し続ける同ブランドでは、ダイバーシティを取り入れたチームづくりが進められており、文化や言葉の壁を越えながら、より豊かで多様な接客体験の創出を目指してきました。
本記事では、パートナー企業であるCA4LA様のご担当者の声と、現場で活躍する外国籍派遣スタッフのリアルな体験を通じて、このプロジェクトの手応えと今後の可能性をお届けします。
海外採用プロジェクトを利用されたきっかけは?
2023年7月頃から訪日外国人のお客様が増加し、CA4LAではブランドの想いや商品の魅力を正しく伝えるため、外国人スタッフの採用を積極的に進めてきました。インバウンド需要が急増する中、該当店舗には順次スタッフを配属して対応していましたが、予想を上回る来店客数に採用のスピードが追いつかず、現場では人手不足が続いていたんです。限られた期間で適切な人材を確保することが難しく、人材戦略の見直しが必要だと感じていた、まさにそのタイミングでスタッフブリッジの海外採用プロジェクトをご提案いただき、導入を決定しました。
当ブランドを訪れる訪日外国人客の約9割がアジア圏であることから、中国語が話せるスタッフをご紹介いただけた事は非常に心強く、現場のニーズに合った人材をタイムリーに迎え入れられる点が、このプロジェクトの大きなメリットと感じています。
当ブランドを訪れる訪日外国人客の約9割がアジア圏であることから、中国語が話せるスタッフをご紹介いただけた事は非常に心強く、現場のニーズに合った人材をタイムリーに迎え入れられる点が、このプロジェクトの大きなメリットと感じています。

文化や言葉の壁はあった?なかった?
紹介前に、スタッフブリッジ社による接客・接遇に関する基礎トレーニングが行われていたこともあり、『文化の壁』を感じることはほとんどありませんでした。むしろ、各店舗のメンバーは外国籍スタッフの入店を心待ちにしていましたし、実際に派遣されてくるスタッフも皆、素直で一生懸命な方ばかり。そうした背景もあり、迎え入れる環境は自然と整っていたように思います。
その一方、店舗での接客時には『言葉の壁』がありました。弊社は帽子専門店であるため、専門的な知識や独特の用語が多く、接客時の言い回しも繊細なニュアンスを含みます。こちらが伝えた内容をスタッフが理解したと思っていても、実際の接客では異なる認識でお客様に伝わってしまうこともあり、誤解やズレが生じる事も珍しくなかったです。多くの時間と労力はかかりましたが、その都度丁寧に修正を加えながら、じっくり時間をかけて理解を深めていく必要がありましたね。
また、日本人のお客様に求められる丁寧な言葉遣いや所作についても、外国籍スタッフにとっては慣れない部分も多く、戸惑う場面もあったと思います。ですが、現場のメンバーが根気よく寄り添いながら指導を続けてくれたおかげで、今では表現のニュアンスや立ち居振る舞いも身についてきました。指導を受けたスタッフ達も真摯な姿勢で学び続けてくれたことで、接客のクオリティは自然と統一感が育まれてきたと感じています。
言葉の壁は確かに存在しましたが、互いに歩み寄ることで信頼関係が築かれ、チームとしての連携や職場の空気にも良い変化が生まれました。今では日本人スタッフと外国籍スタッフが声を掛け合いながら、より良い接客を目指す姿が日常の風景としてしっかりと根付いています。
その一方、店舗での接客時には『言葉の壁』がありました。弊社は帽子専門店であるため、専門的な知識や独特の用語が多く、接客時の言い回しも繊細なニュアンスを含みます。こちらが伝えた内容をスタッフが理解したと思っていても、実際の接客では異なる認識でお客様に伝わってしまうこともあり、誤解やズレが生じる事も珍しくなかったです。多くの時間と労力はかかりましたが、その都度丁寧に修正を加えながら、じっくり時間をかけて理解を深めていく必要がありましたね。
また、日本人のお客様に求められる丁寧な言葉遣いや所作についても、外国籍スタッフにとっては慣れない部分も多く、戸惑う場面もあったと思います。ですが、現場のメンバーが根気よく寄り添いながら指導を続けてくれたおかげで、今では表現のニュアンスや立ち居振る舞いも身についてきました。指導を受けたスタッフ達も真摯な姿勢で学び続けてくれたことで、接客のクオリティは自然と統一感が育まれてきたと感じています。
言葉の壁は確かに存在しましたが、互いに歩み寄ることで信頼関係が築かれ、チームとしての連携や職場の空気にも良い変化が生まれました。今では日本人スタッフと外国籍スタッフが声を掛け合いながら、より良い接客を目指す姿が日常の風景としてしっかりと根付いています。

外国籍スタッフの入店後、得られた効果は?
外国籍スタッフの入店によって、最も大きな効果を実感したのは何と言っても『売上面』です。これまでは英語での接客が中心で、細かなニュアンスを伝えきれずにお客様の細かいご要望を汲み取れない場面も少なくありませんでした。しかし、母国語である中国語を話せるスタッフが加わったことで、お客様は安心感を持ち、細かい希望や要望を自然に伝えられるようになりました。その結果、単品購入から複数点購入へとつながり、売上向上に大きく貢献しています。
さらに、この変化は日本人スタッフにも刺激を与え、中国語の習得意欲が高まりました。外国籍スタッフから直接言い回しや表現を教わり、実際の接客で活用することで、語学力の向上だけでなく、多様な文化を理解し合うチームづくりにも繋がっています。こうした協力関係が、ブランドの魅力を高め、お客様へのより良いサービス提供に大きく貢献していると考えています。
さらに、この変化は日本人スタッフにも刺激を与え、中国語の習得意欲が高まりました。外国籍スタッフから直接言い回しや表現を教わり、実際の接客で活用することで、語学力の向上だけでなく、多様な文化を理解し合うチームづくりにも繋がっています。こうした協力関係が、ブランドの魅力を高め、お客様へのより良いサービス提供に大きく貢献していると考えています。

スタッフの"声"
●実際に現場に入ってみて、どんなことを感じましたか?
働き始めた当初は不慣れなことも多く、毎日が新しい学びの連続でした。アパレル業界の接客は想像以上に奥深く、常に笑顔を意識しながら、お客様一人ひとりに寄り添った提案が求められます。特にCA4LAでは、帽子に関する専門知識はもちろん、ファッション全体への理解も必要とされるため、日々の接客を通じて学ぶことが本当に沢山あるんです!今では、その一つひとつの経験が自分の成長に繋がっていると実感しています。また、私の働いている職場はチームの雰囲気がとても温かく、困った時はすぐに相談できる安心感もあり、いつも気持ちよく働けています。お客様との関わりだけでなく、優しい店長や先輩方との関係からも多くの学びがある、とても恵まれた職場です。
●どんなスキルが身についてきましたか?
商品に関する専門知識はもちろん、日本語力やコミュニケーション力も大きく成長したと感じています。入社当初はスタッフ同士の雑談さえ聞き取るのが難しかったのですが、今では少しずつ理解できるようになり、日本語を話す練習も前向きに取り組めるようになりました。チームの皆さんに支えられながら、自分の成長を実感できる日々が何よりのやりがいとなっています。これからも頑張りたい事は色々とあるんですけど、今の一番は日本語能力を更に上げて、いつもお世話になっている店長や先輩方と、もっともっと沢山の会話が楽しめるようになりたいです!
●サポート体制はどうですか?
入社前には、スタッフブリッジの研修で社会人としての基本的なマナーや心構えを学ぶことができたので、初めての職場に対する不安も少なく、安心してスタートを切ることができました。さらに、配属後も営業担当の方が定期的に店舗を訪れてくださり、業務の悩みやキャリアの相談にも親身に応えてくれるので、「一人じゃない」と感じられることが大きな支えになっています。そして、配属先であるCA4LAは、“人を育てること”に真剣に向き合ってくれるブランドだと日々実感しています。毎月、店長が時間を取って1対1のミーティングをしてくださり、自分の目標やスキルアップしたい部分、不安に思っていることなども率直に相談する事ができるんです。スタッフ一人ひとりの成長と丁寧に向き合ってくださる姿勢がとてもありがたく、やるべきことが常に明確なので、前向きな気持ちで業務に取り組めています。そして何より、チームの一員として大切にされている実感が、毎日のモチベーションに繋がり、「この環境で頑張りたい」と心から思える職場です。CA4LAとスタッフブリッジ、両社の手厚いサポートがあるからこそ、自分らしく成長できると感じています。
●接客を通じて、嬉しかった瞬間はどんな時ですか?
お客様からいただく「ありがとう」の一言には、何度でも心が震えます。以前、中国出身のお客様が自分の提案でご家族分の帽子をご購入くださった時、「良い帽子を見つけてくれて、ありがとう!」と笑顔で言ってくれたのですが、その時、自分の接客が誰かの特別な思い出になれたことを実感したんです。また、日本人のお客様から「焦らず、ゆっくり話して大丈夫よ」と優しく声をかけていただいたときは、言葉に不安を感じていた自分の心がふっと軽くなり、もっと頑張ろうと思えました。国を越えて心が通じ合ったあの瞬間が原動力となり、学び続ける意欲の源になっています。これからも、沢山のお客様を笑顔にできるよう頑張ります!
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本取り組みや海外採用プロジェクトに関するご質問・ご相談は、
スタッフブリッジまでお気軽にお問い合わせください。
【お問い合わせ先】
https://www.staff-b.com/contact/
働き始めた当初は不慣れなことも多く、毎日が新しい学びの連続でした。アパレル業界の接客は想像以上に奥深く、常に笑顔を意識しながら、お客様一人ひとりに寄り添った提案が求められます。特にCA4LAでは、帽子に関する専門知識はもちろん、ファッション全体への理解も必要とされるため、日々の接客を通じて学ぶことが本当に沢山あるんです!今では、その一つひとつの経験が自分の成長に繋がっていると実感しています。また、私の働いている職場はチームの雰囲気がとても温かく、困った時はすぐに相談できる安心感もあり、いつも気持ちよく働けています。お客様との関わりだけでなく、優しい店長や先輩方との関係からも多くの学びがある、とても恵まれた職場です。
●どんなスキルが身についてきましたか?
商品に関する専門知識はもちろん、日本語力やコミュニケーション力も大きく成長したと感じています。入社当初はスタッフ同士の雑談さえ聞き取るのが難しかったのですが、今では少しずつ理解できるようになり、日本語を話す練習も前向きに取り組めるようになりました。チームの皆さんに支えられながら、自分の成長を実感できる日々が何よりのやりがいとなっています。これからも頑張りたい事は色々とあるんですけど、今の一番は日本語能力を更に上げて、いつもお世話になっている店長や先輩方と、もっともっと沢山の会話が楽しめるようになりたいです!
●サポート体制はどうですか?
入社前には、スタッフブリッジの研修で社会人としての基本的なマナーや心構えを学ぶことができたので、初めての職場に対する不安も少なく、安心してスタートを切ることができました。さらに、配属後も営業担当の方が定期的に店舗を訪れてくださり、業務の悩みやキャリアの相談にも親身に応えてくれるので、「一人じゃない」と感じられることが大きな支えになっています。そして、配属先であるCA4LAは、“人を育てること”に真剣に向き合ってくれるブランドだと日々実感しています。毎月、店長が時間を取って1対1のミーティングをしてくださり、自分の目標やスキルアップしたい部分、不安に思っていることなども率直に相談する事ができるんです。スタッフ一人ひとりの成長と丁寧に向き合ってくださる姿勢がとてもありがたく、やるべきことが常に明確なので、前向きな気持ちで業務に取り組めています。そして何より、チームの一員として大切にされている実感が、毎日のモチベーションに繋がり、「この環境で頑張りたい」と心から思える職場です。CA4LAとスタッフブリッジ、両社の手厚いサポートがあるからこそ、自分らしく成長できると感じています。
●接客を通じて、嬉しかった瞬間はどんな時ですか?
お客様からいただく「ありがとう」の一言には、何度でも心が震えます。以前、中国出身のお客様が自分の提案でご家族分の帽子をご購入くださった時、「良い帽子を見つけてくれて、ありがとう!」と笑顔で言ってくれたのですが、その時、自分の接客が誰かの特別な思い出になれたことを実感したんです。また、日本人のお客様から「焦らず、ゆっくり話して大丈夫よ」と優しく声をかけていただいたときは、言葉に不安を感じていた自分の心がふっと軽くなり、もっと頑張ろうと思えました。国を越えて心が通じ合ったあの瞬間が原動力となり、学び続ける意欲の源になっています。これからも、沢山のお客様を笑顔にできるよう頑張ります!
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