販売代行事例 × NEW ERA ブランドを盛り上げる運営パートナー

インタビュー
2025.06.13
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商品を届けるだけではなく、ブランドが込めた想いや世界観を、店舗という「体験の場」を通じてお客様に感じてもらう——そのためには、ブランドの価値を深く理解し、言葉やしぐさ、空間づくりでそれらを表現できる人材と、その想いを支える仕組みが必要です。

スタッフブリッジの販売代行サービスは、単なる人材提供ではなく、ブランドと共に店舗を運営していく“パートナー”という立場で現場づくりを担います。スタッフの採用や育成はもちろん、ブランドごとの接客基準の落とし込み、店舗での動き方や売場づくりの提案に至るまで、運営に関わるあらゆる面を包括的にサポート。それぞれの店舗が抱える課題にも柔軟に対応しながら、ブランドの価値を最大限に表現できる体制を整えてきました。

そんな販売代行の事例として、今回ご紹介するのはストリートカルチャーとスポーツを融合させ、世界中のファンを魅了し続けているブランド「ニューエラ」です。常に時代の先を見据え、自らのスタイルを貫きながら、帽子文化のアイコンとして確固たる地位を築いてきました。

本記事では、パートナー企業であるニューエラ様のご担当者の声と、現場で活躍する販売代行スタッフのリアルな体験を通じて、現場で培われた信頼関係や、販売代行サービスの裏側で交わされる想い、日々の挑戦をご紹介します。

販売代行サービスを使用された背景は?

アウトレットをはじめとする地方店舗では、以前から人材確保の難しさが課題となっていました。特に、急な欠員が発生した際、すぐに現場をカバーできる体制を整えるのは容易ではありません。そうした背景のなかで、安定的かつ継続的な運営を実現する手段として、販売代行は非常に現実的で効果的な選択だと感じています。

中でも、スタッフブリッジの販売代行サービスで大きな強みと実感しているのは、突発的な人員不足に対する対応のスピードです。例えば、急なスタッフの欠員があった場合でも、近隣店舗からの応援手配や新規の人材補充など、迅速で柔軟に動いてもらえる点は非常に心強く、現場が混乱することなくスムーズな運営を保てています。

また、直営で運営した方がコスト効率に優れていると評価されることもありますが、採用活動やシフト管理、スタッフの育成といった、店舗運営において日々発生し、継続的に管理しなければならない実務が多く存在しているのも事実です。こうした日々の運営オペレーションまで含めて考えると、目の届きにくい地方店舗には販売代行サービスを活用し、プロパー店舗は自社で運営することで負担を分散するというスタイルを選択したことは、安定した運営体制を築くうえで非常に価値ある判断だったと思います。

今では、この体制がブランドを支える大切な仕組みのひとつになっていると実感しています。

ブランドの価値を伝えるため、2社で向き合う課題とは?

お客様にブランドの価値を届けるという共通のミッションを実現するためには、販売代行であっても、単なる“外部パートナー”にとどまらず、ブランドの一員として現場に向き合ってもらう姿勢が必要だと考えています。ニューエラとスタッフブリッジの関係も、まさにその考え方に基づき、日々の現場運営の中で信頼と連携を積み重ねてきました。

とはいえ、長年ともに店舗運営に取り組むなかで、順風満帆だったわけではありません。両社の歩みのなかでは、組織の違いや立場の違いゆえに生まれる壁に直面することも多くありました。そのたびに、互いに歩み寄り、課題をひとつずつ乗り越えてきたからこそ、現在のパートナーシップが築かれているのだと感じています。

最近では、ブランドの軸であるサービススタンダードを販売代行店舗でも正しく体現していくために、スタッフブリッジ社の店長陣がニューエラの入社研修に参加し、得た学びを現場へ持ち帰って共有するという取り組みも行いました。こうした積極的な姿勢は本当にありがたいですし、私たちとしても大きな励みになります。ただ一方で、どうしても情報の伝達に時間がかかったり、共有された内容が浸透しにくい場面もあり、引き続き工夫が必要だと感じています。

やはり会社が異なれば、組織体制や伝達スピードにも違いが出てくるもの。だからこそ私たちは、互いの感覚だけに頼るのではなく、正確な情報を適切なタイミングで共有し、常に同じ方向を見ながら進んでいくことを大切にしています。“一緒に走る”ための仕組みづくりは発展途上ですが、こうした積み重ねこそがブランドの価値を高める道だと信じて、日々取り組んでいます。

スタッフブリッジ社員の印象は?

スタッフブリッジのメンバーは、会社は違えどニューエラの一員としてブランドを一緒に成長させたいという意識が強くて、素直で接しやすい人たちが多いですね。ブランドへの熱い思いや情熱が強く、ニューエラを盛り上げるために真摯に取り組んでくれているなって感じてます。

例えば、ポップアップイベントを開催する際には必ず積極的な参加をしてくれますし、いつだって楽しみながら協力してくれている姿が印象的なんです。長く一緒に働く中で、企業の垣根を超えて見守ってきたスタッフの成長や、新しい役割へ挑戦する姿を見るのも、今では私の楽しみとなりました。

そして何より、正しく売上を取っていくことの大切さやブランド価値の向上に対する考え方も近く、信頼できるパートナーです。まだまだ課題は多いですが、お互いに理解し合いながら改善を重ね、共に前進しています。

スタッフの"声" 

スタッフブリッジのエリアリーダー 井下田さんにお話を伺いました。

● 木更津アウトレット店の初代店長に抜擢された時、どんな気持ちでしたか?

驚きと喜びで、胸が熱くなった事は今でも忘れません。ニューエラは私がプライベートでも愛用していたブランドで、まさか自分が店舗を任される日が来るなんて! 本当に夢のようでした。店長として店舗を立ち上げ運営していく事も初めての挑戦だったので、大きな責任とプレッシャーも感じていましたが、「絶対に良いお店にしたい」「良いチームを作りたい」という強い決意はありましたね。今でもその時の気持ちは鮮明に覚えてますし、あの覚悟が現在の自分を支えているとも実感しています。


●入店後、ブランドの印象に変化はありましたか?

当初は若い世代を中心に人気のあるファッションブランドという印象を持っていましたが、実際に現場に立つなかで、その印象は良い意味で大きく変わりました。ニューエラは100年以上の歴史を持ち、メジャーリーグ唯一の公式キャップサプライヤーという、揺るぎない伝統と誇りを背負ったブランドです。ファッション性だけでなく、その背景にあるクラフトマンシップやこだわりを知るほど、奥行きのあるブランドだと感じるようになりました。店頭に立ってわかった事は、お客様の層が想像以上に幅広く、年齢やスタイルを問わず、多くの方から愛され支持され続けているという事。「サービスといえばニューエラ!」と想起される様な、高いレベルを目標としていることも、情熱的なファンがい続ける一つの要因だと感じています。


●販売代行運営だからこそ、気をつけている事はありますか?

お客様から見たら、直営も代行も関係ありません。だからこそ、私達は販売代行サービスを通して運営する様々なブランドの看板を、「直営と同じ気持ちで一緒に背負っている」という意識を常に持っています。わざわざ店舗まで足を運んでくださるお客様は、スタッフとの会話だったり、正しい商品情報が知りたかったり、何かしらの期待を込めてご来店くださいますから。お客様に『来てよかった』『また来たい』と思っていただけるよう、私達にはリアル店舗ならではの価値を提供し続けていくという責務があります。スタッフブリッジの販売代行店舗がお客様の『行きつけの場所』となる様に、信頼の懸け橋を築いていきます。


●背中を押してくれた一言とは?

「期待しているよ!」——クライアントからもらったこの一言が、私達の原動力になっています。それは、信頼が込められていると同時に、スタッフブリッジメンバーの成長に対する可能性を評価してくれている言葉でした。もちろん、捉え方次第ではプレッシャー的な意味合いもありますが、私達には課題を乗り越える力があると認めてくれている証でもあります。この信頼に応えるため、私たちは日々進化を続けています。その先に、クライアントとの絆がより一層深まる未来を信じて、「スタッフブリッジに任せて良かった」と言っていただける様、これからも更なる成長と挑戦を続けていきます。

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