5年後、10年後もPOLAで働きたいと思える会社に

POLA / プレステージ事業部 企画チーム 恵良 尚子 / 角田 洋子
ブランド情報
2017.09.04
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エイジングケアと美白・化粧品として名高いブランドの「POLA(ポーラ)」。

ポーラ プレステージ事業部の恵良さん、角田さんが、スタッフブリッジ 東京オフィスにて企業説明会を開催してくださいました。

about POLA
創業者の鈴木忍が手が荒れてしまった妻のために作った、ひとつのクリーム。それが『POLA』のはじまり。85年以上も貫いてきた「最上のものを一人ひとりに合ったお手入れと共に、直接お客様にお手渡ししたい」という理念のもと、より高い満足とサービスクオリティを目指し「カウンセリングファースト」を守り抜いています。

ポーラのはじまり

(恵良さん)「ポーラは歴史の古い会社で、今年で89年目、来年90周年を迎えます。創業者の鈴木忍が、妻の荒れた手を見て、なんとか治したいとハンドクリームを作ったことがきっかけです。この効果が良く、みなさんにも使って欲しいと思い、売り歩くようになったのが訪問販売の元々の始まりでもあります。最上なものをひとりひとりに合ったお手入れとともに直接お手渡ししたい。ひとりひとりに想いを込めて綺麗にしてあげたいと想い、配ったことがはじまりです。
こうしたことから訪問販売のイメージが強いですが、30年前に百貨店に1号店ができ、現在58店舗を展開しています。

そんな歴史の長いポーラですが、どんな会社かを知っていただくために、勤続年数が長い社員にアンケート調査をしたところ、”会社が安定している””福利厚生が充実している”などの意見が多くあがりました。私も同じだと思っていることが、とても落ち着いた魅力ある人が多い点です。おっとりした会社で、チーム接客が強みでもあり、協調性のある方が多く感じます。
あとは何と言っても商品力です。ご存知の方もいるかと思いますが、リンクルショットは開発に15年をかけて作られた想いの詰まった商品です。研究員の40代の男性は、認可が降りるまでの7年、顔半分のほうれい線にリンクルショットを塗り続け、認可が下りた頃には片側だけほうれい線が薄くなり口角が上がっていたというエピソードもあります。

また、2年に1回行われる、化粧品のオリンピックと言われるIFSCCでは、ポーラは4回最優秀賞をいただいております。世界中の化粧品ブランドが対象のため、エントリー自体も難しいのですが、やはり商品の研究と開発の結果、こういった賞がいただけているのだと思っています。」

企業理念に込められた想い

(角田さん)「ポーラは、『Science. Art. Love. 私たちは美と健康を願う人々及び、社会の永続的幸福を実現します』という企業理念を掲げています。Scienceは、科学的探究心と挑戦で革新を生む商品を提供し続けること。 Loveは、ポーラ創業の原点やお客様との出会い。そして、Artは、他メーカーにはないものだと感じています。
老舗のイメージがありますが、商品や空間デザイン、ビジュアルデザインなど、少しクセがあり、モードでファッション性を兼ね備えています。
BAのアートワークでは、フラワーアーティストの東信さんにお願いをしました。剥き出しの球根や蕾など、少し毒々しさも感じますが、植物の力強い生命力とエネルギーを表現し、生命美にフューチャーしています。そのものの姿こそ美しいと考えるポーラをイメージしています。ぜひ、パッケージデザインにも注目して見ていただければと思います。

また、箱根にポーラ美術館を運営しており、世界的な印象派コレクションや化粧道具を約1万点収蔵しています。美を追求しつづける企業として、美との出会いを多くの人に届けたいという想いから、芸術支援にも積極的に取り組んでいます。感性を磨くことを大事にしたブランドです。」

驚きと感動を与える商品

(角田さん)「私がポーラに入社したのは、その商品の素晴らしさに魅了されたからです。出会ったのは今から7.8年前になります。他メーカーで美容部員を12年ほど経験したのち、百貨店のコンセルジュというお仕事をしていました。各メーカーにお邪魔をしてサンプルをいただき、自ら使用してみて、お客様に色々なメーカーの商品をご案内するお仕事です。コンセルジュ時代に、ポーラ製品を実際に使用してみたところ、衝撃的な出会いだったことを今でも覚えています。そこからすぐにポーラコーナーに行き、就職したいですと伝え、転職をしたことがきっかけです。ポーラに入社して8年経ちましたが、最初は店頭にてBC(ビューティーカウンセラー)、その後チーフを経験し、昨年の4月に声をかけていただき本部に異動となりました。

ポーラの中でも『BA』は旗艦商品となっていて、お肌の糖化を取り除くことをコンセプトにした商品です。価格帯もこちらが最高峰で1本2万円となりますが、1本使用すればマイナス5歳の肌になると言われています。決して安価な商品ではありませんが、商品に自信があるからこその価格で、自信を持っておすすめができます。」

ポーラ独自の充実した福利厚生

(恵良さん)「店頭の美容部員に与えられている福利厚生は、社会保険はもちろん完備されている他、年間休日が125日あります。他社に比べても充実している日数です。リフレッシュ休暇は1年に10日程度、絶対に取得しなければいけない休暇としています。接客業ですと、希望に合わせて長期休暇を取るのは難しいのですが、チームで協力し合い、絶対に全員に取っていただくようにしています。
カフェテリアプランは任意なのですが、自己投資ができる手助けをする制度です。例えば、ジムに通うじょともその対象で、年間6万円分までの支給がされます。
その他、靴購入制度という、店頭で使用する靴の購入費用を会社が負担する制度では、1年に3万円の補助があります。
自己啓発の援助は、美術館のチケット代を請求できると言ったような、知的教育や感性教育を支援する制度です。
また、今後は、人間教育にもっと力を入れていきたいと思っています。販売していくことだけではなく、何が自分の知的教養になるのか、それをインプットできるシステムを考えております。
例えば、インバウントの方の場合、日本のおもてなし教育もしっかり学んでいただくために、お茶やお花の教育、言語教育など、ご自身の人間的成長をきちんと援助していけるシステムを構築していこうと取り組んでいます。

研修については、1日お休みを挟んで11日間、基礎からしっかり行います。お店に出てからも、来客状況によっては先輩スタッフがなかなか教えることができないこともあり、今年からインストアコーチングをはじめました。インストアコーチングは接客はせず、新人教育を行うトレーナー業務を行います。ご縁があり入社してくださった方に、きちんと知識を覚えていただき、一人前のスタッフになっていただける教育制度となればと考えています。」

BCに意識してほしいこと

(角田さん)「採用ポイントは、明るく元気に素直でいること、『明元素(めいげんそ)』を重視しています。こそがきちんとしていれば、知識は研修や働く中で身に付き、きちんとスキルを磨いていただけると思っています。
入社後は、BCを約3年ほど経験し、リーダーというキャリアパスがあります。リーダーでは、新たにマネジメントを学んでいただきます。次にチーフになると、学んだマネジメントを実際に行っていただくようになります。これが一連のBCのキャリアパスの流れです。チーフに上がったあとは、人事や営業などの本部へのキャリアパスを広げています。もちろん、接客が好きな方であれば、定年まで店頭で活躍していただくことも可能です。訪問販売においては90歳でも現役で活躍してくれている方もいらっしゃいます。会社の規模の割には、色々なことにチャレンジできる会社だと思います。

キャリアパスに繋がる評価基準は、お店の評価とは別に、百貨店のBCに求められる採点項目をまとめたコンピテンシーというものがあります。チームの中で自分の立ち位置を把握して上手に動くことができるか、誰かをサポートすることができるかという点がが重視されます。売り上げを出す他に、こういった基準も重要ポイントとしています。」

(恵良さん)「販売することが楽しいだけではなく、その先にある自分の成長を助けてくれることがポーラで働くメリットであると思います。自分の5年後、10年後を見たときに、働きたいなと思う会社づくりをしています。コスメメーカーはたくさんあるので、ぜひ色々なところを見ていただいた上で、ポーラに興味を持っていただければ嬉しいです。ぜひ熱意のある方にお越しいただきたいと思います。」

まとめ

恵良さん、角田さんのおっしゃる通り、感性教育を制度として行う会社は他にはありません。”美容部員として働く”以上のものが、ポーラにはあると感じました。また、商品についても色々とご説明していただきましたが、商品力はトップクラスです。説明会に参加した女性社員数名は、後日店頭にお伺いし、製品を購入したほど。ちょうど新製品のポップアップだったこともあり、お二人も店頭にいらっしゃったそうです。一人一人に合った、必要な製品をおすすめしていただき、素晴らしいおもてなしの接客を受けたと聞き、ポーラが不動の人気を誇る理由を改めて感じました。