販売代行事例 × DENHAM 信頼がカタチに変わる共創の現場力

インタビュー
2025.07.07
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オランダ・アムステルダム発のデニムブランド「DENHAM(デンハム)」――“大きな裁ちバサミ”が象徴するプレミアムデニムブランドとして世界中で愛されるその魅力を、あなたはご存知でしょうか。

2015年より、スタッフブリッジはアウトレット店舗において販売代行パートナーとして共に歩み、デンハムの魅力を一人でも多くのお客様に届けるために日々尽力してきました。洗練されたシルエットへのこだわりや素材への愛情、そしてお客様との対話から生まれる豊かなスタイリング提案。そのすべてが、私たちとデンハムが築き上げた信頼と絆の証です。

本記事では、パートナー企業である株式会社デンハム・ジャパンの浦田様と、現場で活躍する販売代行スタッフのリアルな体験を通じて、現場で培われた信頼関係や、販売代行サービスの裏側で交わされる想い、日々の挑戦をご紹介します。

販売代行サービスを使用された背景は?

新店舗の出店において必ず課題になるのが、「スタッフの採用と教育」です。
販売スタッフを確保し教育していくことは店舗運営の核となることですが、フルプライスとアウトレットの両軸でそれらを行うことはとても難易度の高いことでした。
更には新規出店や地方のエリアとなれば、その難易度は更に上がります。

自社で出来ること、出来ないことを整理していったところ、私達は「アウトレット店舗の運営は、販売のプロとして代行企業にお任せする」という結論を出しました。

実際に代行サービスを使用したメリットは、大きくは3つあります。
1つ目は、必要な販売スタッフ数を確保。
2つ目は、販売スタッフへの十分な教育による接客品質の安定化。
3つ目は、管理体制が整備されていることで、中長期的に安定的な店舗運営が行えること。
この3つがある事で、お客様へのサービスを安定して提供し続ける環境が整いました。

「直営」と「代行」の運営、壁は感じる?

直営店舗では、自ら「DENHAM」を選んで働いている方が主ですが、販売代行では会社の決定で「DENHAM」に配属された方がほとんどです。
その為、代行サービスを使用するメリットはあるものの、ブランドへの愛着や熱量には当然の差があり、この差は後に大きな壁になると思っていました。

しかし、実際には「DENHAMに興味がある!」「デニムが好き!」といった数多くのスタッフ様に支えられています。

配属時に、「この子はブランドにマッチするのか?」「ブランドへのやりがいを持って勤務できそうか?」等のご配慮いただいてるようで、スタッフブリッジ様の配置の妙により安定的な店舗運営を実現できております。

そして、会社が違えど互いに壁を感じないよう、双方が定期的にコミュニケーションをとれる体制作りは非常に重要だと考えています。
スタッフブリッジ様側からは定期的なレポーティングや定例会などを実施いただいていますし、ブランドサイドからも代行だからと言って手をかけないではなく、現地現場への訪店や、配属スタッフ様との繋がりを大事にし、店舗の連携を強化しています。

店舗運営において、スタッフブリッジに期待する事とは?

店舗運営で最も大切にしているのは『チームワーク』です。
まとまりに欠ける店舗は、その雰囲気がお客様に自然と伝わってしまいますし、売上と離職率にも直結しますから。実際、しなやかに連携できる環境こそが、接客の質や店舗の安定運営には不可欠なんですよね。

スタッフブリッジ様は、店長・スタッフ間の協力はもちろん、エリアSVも細やかにフォローしてくれる体制があります。ケアが行き届いているおかげで、突発的なトラブルがあった時にも悪循環に陥らず、本当に安心してお任せできました。店舗運営において『人軸』を安定させていただく事で、ブランド側が『物軸』や『販促』等の販売戦略に注力しやすく、役割分担(共創)ができているなと感じます。

今後は新たなエリアでのポップアップ等、提案や実行ができる体制を期待します。スタッフブリッジ様には、海外採用プロジェクト出身の語学が堪能なスタッフ様が多数在籍されていますし、一緒にチャレンジできる場が増えると嬉しいです。

スタッフブリッジ社員の印象は?

スタッフブリッジの皆さんは礼儀正しい方が多く、常にお客様ファーストが徹底されているなと感じます。新人から管理職の方まで、基礎は押さえつつ自然な立ち振る舞いをされている印象で、職務に対しても実直に取り組まれている安心感がありますね。

以前、職場の仲間同士、プライベートでも交流があると伺った時には、人間関係が良好な職場環境という事が伝わってきました。とにかく明るく自然体な雰囲気は、スタッフブリッジ様の魅力のひとつだと思います。

また、今年の2月に開催された「第13回 プレミアム・アウトレット 接客ロールプレイングコンテスト 全国大会」では、佐野店に所属する膝附さんが審査員特別賞を受賞されました。彼女の美しい言葉づかいと話のテンポ、目配りや気配りの細やかさは、私も「お客様だったら思わず買ってしまう!」と感じるほどです。これまでの日々の積み重ねが、このような実績を生んだのでしょうね。

スタッフブリッジ 社員の"声"

●DENHAM佐野店の初代店長を任された時の想いは?(スタッフ 関口)

DENHAMには、世代を問わず多くの方の心を掴む『身につけるほどに自分らしさを映し出すアイテム』が揃っており、中でもデニムは使い手の歩みと重なり合う深いストーリーを宿す表情が、とりわけ魅力的だと感じていました。店長に抜擢された際には、「既存のお客様の信頼を裏切らず、そして、新しく出会うお客様にもブランドの魅力を120%伝えていきたい!」――そんな熱い思いを胸に、覚悟を持って、仲間と共に店舗のオープンを迎えた事は今でも忘れません。


●DENHAMファンを生み出す為に、どのような工夫をしていますか?(スタッフ 関口)

私達のチームは、お客様に一つでも多くの喜びや嬉しさといった“ギフト”を持ち帰っていただけるよう、接客の各プロセスで小さな喜びを創出することを心掛けています。当たり前の事と感じるかもしれませんが、商品選びの際にはお客様の好みに寄り添った提案を行い、試着時には快適な空間づくりを意識しています。また、何度通っても飽きが来ないよう、店舗のディスプレイや商品ラインナップを定期的に更新し、常に新鮮な魅力を提供しています。この当たり前を、妥協せず、常にお客様の気持ちに立って鮮度高く取り組み続ける事をとても大事にしているんです。


●この夏でオープンから丸5年目を迎えますが、店舗の環境はどうですか?(SV 濱)

本当に恵まれた環境だと感じています。
例えば、浦田様をはじめ、デンハム・ジャパンの皆様は販売代行スタッフ全員の名前を把握し、訪店や電話の際には必ず一声かけてくださるなど、日頃から温かい一言を下さります。その細やかな気遣いと深い愛情の積み重ねは、販売を代行する私達のブランド愛をより強く育むキッカケとなりました。運営面でも多くのお褒めの言葉をもってご評価を頂くなど、これらのフィードバックは私達の自信となり、更なる向上心へと繋がっています。

こうした共創の結果、この5年間でお客様からスタッフ実名入りの感謝のメッセージや、店舗の雰囲気に対する高評価をいただくことも増えました。チーム全体の士気は年々高まってきている事を実感しています。

デンハム・ジャパン様との信頼関係と、お客様からの温かい声が、私達の運営の原動力です。今後も、モノを売るだけではない、あたたかい人と人との繋がりを大切にし、誠実で丁寧な運営をしていきます。

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本取り組みや販売代行サービスに関するご質問・ご相談は、
スタッフブリッジまでお気軽にお問い合わせください。

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